思い込みが原因かも知れない?迷ったら他者とすり合わせをしてみよう!

仕事でもプライベートでも思い違いがあるもの、悶々としたら対話してみましょう!

あなたはご自身のいいところ、悪いところもすべてをひっくるめて自分を認めていますか?

 

自分の弱点はあまり人に見せたくないものですが、そこにフォーカスし過ぎてしまうと何
でも一人で抱え込んだり、相談したりすることも出来ずに自分の殻に閉じこもり人間関係
も疎遠になっていってしまいませんか?

 

もちろんプライベートで人付き合いを好まない場合は、疎遠になっても良いと思いますが、
仕事などは最低限のコミュニケーションが求められます。

 

しかし、なんとなくジェスチャーで意志の疎通がしやすい日本人同士でも他者と話し合わ
ないと分からないこともあります。

 

話し合うことで被害妄想的な思い込みは、実は違っていたということがあったり
相手はまったく気にも留めてなかったというようなこともあるものです。

 

私の場合もまったく同じで、昔職場でも一匹オオカミでいた時期がありました。
人を信用してないので、疑り深いところも多々あり生きづらさも抱えてこの生き
づらさを打ち消すためなのか、消毒や鍵の施錠などの確認行為などが強かったと
思います。

 

鍵の施錠は自分の考えている手順通りにやらないと外出中に誰かにトイレを使わているの
という変な妄想にかられることも多かったです。

 

今でもこれらの気質や消毒や確認などはありますが、ピーク時よりはましになっています。

 

そして今でも人と積極的に関わることは好きではありませんが、自分の中で自分を認めて
いるので昔よりは生きやすくなっています。

 

あなたも今後必要な対人関係では、生きづらさを少しでも減らして他者との関係を構築
したい或いは既にある人間関係を継続維持したいとお考えだと思いますが、事項からは
他人との距離の置き方や付き合い方のヒントになることをお伝えします。

 

十人十色すべて同じ思考、思想なんてあり得ない!

当たり前の話ですが、人間顔が違うようにすべて同じ思考と思想を持った人なんて
いないです。似たような思考思想はありますが、まったく同じなんて人はただの一
人もいません。思い込みはこのような思考するから産まれるのだと思います。

 

DNAの掛け合わせが同じ兄弟姉妹であってもすべて同じなんてことはあり得ません。

 

よく考えてみると私たちは人間は60兆個の細胞から出来ていると言われています。
同じDNAを持った人間でも60兆個もの細胞があればまったく同じように働くとは
考えにくいですね。

 

例えば肌のターンオーバーひとつとっても、生理周期にしても腸内細菌のバランス
にしても違うはずです。

 

なので、やはり人間関係で構築と継続と維持をしようとすれば話し合いから初めること
が大事だと思います。

 

人間関係の構築にはノンバーバルな情報が最も重要なのもあながちウソではない!

誰でも他人同士齟齬があるからこそ、意見をすり合わせてお互いの齟齬を縮めてお互い
が交えるところ、つまり交差点を探るのが私はいいと考えています。
このすり合わせるをすることで思い込みも減らせます。

 

私は相手を先入観で見ていて、話してみて全く違うということがわかったということ
がありました。それと同時に私の思い込みによって、相手もコミュニケーションが取
りにくいということもありました。

 

昔コールセンターで働いていたときのことです。

 

コールセンターという職種は、ほとんどの時間をPCモニターの前でインカムをつけて
顧客との対応なので、内部の人間と話す時間の方が短いのです。

 

あなたもどこかのコールセンターに電話した経験があると思います。電話をすると受話
器を通してあなたが話してるオペレーター以外のオペレーターの声なども聞こえること
はなかったでしょうか?

 

そう。コールセンターはオペレーターが集約されてるところが多いのでこのようなこと
が起こります。

 

オペレーターという職種は、ほとんどの職場で対応方法言葉遣いなど研修があり丁寧な対応
を求められます。その中でも私はかなり丁寧な言葉遣いで対応だったと自覚しています。

 

それでも、私は内部の人間からするととっつきにくい印象があったようです。先ほ
ど少し触れましたが、相手と思う自分と自分が思う相手に齟齬があったのです。

 

電話でも言葉遣いは他の人より丁寧で、内部との人とやりとりも丁寧でした。しかし、
多くの人がそうですが生活のためにする仕事であり社畜として出勤していました。

 

私は言葉は非常に丁寧に振舞っていても表情はいつも険しく、イライラ気味なのも自覚
していました。

 

これが相手にとってはいつも不機嫌そうで関わりたくない人と映っていたようです。それと
同時に私も相手とのやり取りでいつもこの人は、必要な情報もろくに伝えないなどと思い込
みでやりにくい人と思っていました。

 

とは言っても、顧客情報をしっかりと把握できるシステムだったので特にノンバーバル
なやりとりでもある程度は機能していました。

 

しかし、あるとき私の部署の責任者とある相手と仕事上コミュニケーションを
取らなければいけない状況が必要になりやりとりすることになったのです。

 

このときは日々の業務以上に意志の疎通が必要な物でした。部署の責任者含め3人で
顧客満足のことについてのサービスの刷新を計るというものが10日ほどありました。

 

話し合いが始まり1分もしないうちに部署の責任者に

「〇〇さんはいつも不機嫌そうだ!」

と言われてしまいました。

これは言葉云々ではなくて表情や態度の問題で、もう少し明るく振舞って欲しいとい
うようなことを言われました。

そのときの私は?????でしたが、バーバルな情報よりノンバーバルな情報の方が
相手に映る印象が強いということがわかりました。

 

すこしづつ私なりに努力して7日目あたりからいつもの私がやりにくいと思っていた
ある人の態度も変わっていくのがわかりました。

 

その後日々の通常業務に戻りましたが、顧客満足のサービスの刷新の件を機に私が
やりにくいと思っていた相手は今までとは変わり業務上必要なことをきちんと伝え
てくれるようになりました。

 

部署の責任者のようにはっきりとこうだとは言われませんでしたが、私のノンバーバルな
態度で相手の方がやりにくかったのかも知れません。

 

アルバートメラビアンというアメリカの心理学者は、

7%が言語情報(言葉)

38%が聴覚情報(トーンや喋り方)

55%が視覚情報(表情やしぐさなど)

で他人に与える影響がかわると言っています。

 

私は他人に与える視覚情報までは意識していなかったというよりこの点について
電話業務なので気を使っていませんでした。

 

それなりに濃厚なコミュニケーションをとるということで、相手に与える視覚情報も
必要だということを学びました。