避けられない人間関係の付き合い方、距離の保ち方で困っていませんか?
あなたは繊細で神経質が故にがさつで大雑把な人と仕事などの避けられない付き合い
で辟易していませんでしょうか?
自分がきっちりやってるから他人のいい加減さに目が余り少しの意見の食い
違いから関係が悪くなるということがあるかも知れません?
あなたも他人なんていくら口で言っても変わらないとわかっていると思い
ます。しかし口がついつい出てしまいムダな労力を使って自責の念にから
れて疲れてしまうことはないでしょうか?
そもそも自分は何で生きづらさを抱えているのか?
真面目、几帳面、神経質傾向の強い人は適当にというのがなかなか出来ず
気を抜けない特性を持ち合わせているのでいつも疲れて気苦労が多いので
すが…
何でか?
ひとりひとり顔が違うように性格も様々です。
その性格の中でも神経質傾向の強い人は脳内の神経伝達物質(ホルモン)
の化学反応の仕方が少し特殊なのかも?知れません。
難しい話なので脳科学のなどの研究をしてる人たちでもまだ解明されてい
ないようですが。
でもだからといって卑下するこはしないで、私はこういう性格だという
ことを認めてあげてください。
自己否定があると根性論でカバーしようと躍起になり空回りしてしまうので注意!
自分は○○だからダメ、会社でAさんは営業成績が自分の2倍以上の成績
なので自分はダメ、Bさんにできるのに自分はできないのはダメ…
このように自己否定から入ると根性論で営業成績を上げて自分に課したノ
ルマを達成しようとします。
根性論だけで500万の売り上げが倍の1000万の売り上げになると
思いますか?
今までのやり方ではうまくいかないはずです。
このように自己否定があると自分はこうしなければいけない、いくら稼が
なければいけない、自分は結婚しなければいけない…
など自分自身を固定観念で縛りつけてしまっているので、どつぼに嵌って
しまいかねません。
これが自分はこうありたい、いくら稼ぎたい、結婚したいなど自発的な
ものであれば建設的ですがそうでない場合は気を付けたいところです。
なんでもかんでも自分自身を無理矢理矯正しない方がいいワケ
勉強でも仕事でもあなたに合ったやり方があるはずです。それを組織の
用意したテンプレートに無理にはめようとするから歪みが生じるのです。
正三角形の枠の中に無理矢理二等辺三角形の枠を押し込もうとしてるのと
同じようなことです。
無理に押し込もうとすると二等辺三角形のどこかの辺が折れてしまうで
しょう!
同じようなことを人間がやってると心がポキッと折れてしまいます。
これでは勉強や仕事どころではありませんね。
休職して骨折した心を静養をしなければいけません。あなた自身が悲鳴
をあげているからです。
そして静養するだけでは仕事に戻ってもまた同じことを繰り返して
しまう可能性が非常に高いのです。
神経質の特性を持ち合わせてる上で、どこまで自分自身が折れずに長く継続
して物事を取り組めるかを知る必要があります。
なので、自分自身を考察してどういうやり方が合うかを模索して生きやす
くする必要があるでしょう!
今までの画一的な日本の教育や社会も悪いと思います
現代社会で生きづらさを抱えて生きてる人が実に多いこと、オフィスビルの
中にも精神科、心療内科を標榜するクリニックがたくさんあります。
今や、精神科は何も特殊な診療科ではないということが言えます。
これも先述したようにテンプレート的な生き方を強いられた結果歪みが生じた
状態の人が多いと言っても過言じゃないかと思います。世の中に合わせ過ぎた
結果の代償なのです。
日本は戦後、高度経済成長の波に乗り右肩上がりの時代がしばらく続きました。
この頃はいい学校を出て、いい会社に入れば年功序列で一生安泰で、またこの
生き方が良しとする(皆均一な価値感で丸める)風潮があったためそれを疑わず
育った人が多かったのでしょう!?
疑わないように、無思考に教育させてきたけどこの頃は能力の有無に関係なく
だれでものほほんとしていてもそれなり豊かに生活ができたのであまり歪みも
なかったものと思われます。
しかし、経済も成熟して雇用形態も変わってくるとどうでしょう?
テンプレート的な生き方が合わない人が出てくるのは当然のはずです。
私も神経質で不器用なので、契約社員でも務まらず長く続きませんでした。
あなた自身が、自分を変えなければいけないのか?自分を変えたいのか?にかかっている
周りに迎合するために自分を変えなければいけないというのは先の例でも挙げて
るようにテンプレートに無理に当てはめるということです。
一方で
自分は1年後これぐらいの額を稼ぎたい、そのためにはこのスキルが必要で
人と折衝する頻度も多くなるからコミュ力をアップしたいからビジネススク
ールに通って勉強する。
明らかに後者の方が自発的ですよね?もちろん、もっと深く追求していく部分は
多々あるのですが、しかしながら「しなければいけない」という強制的で受動的
な態度と「したい」という願望の能動的な態度ではでは最終的に矯正するところ
があってもまったく意味合いが全く違います。
なので○○しなければいけないという場合はムリ○○する必要はないという
ことです。
まず、自分はこういう人間だからその上で会社ではどのように振舞えばいいの
かということを一度考えて見るのが大切だと思います。
このように、自分を受容することで気づきがあり、それによって振舞い方にも
いいアイディアを2や3つ出てくると思います。
そうすることの積み重ねが気持ちにも余裕を産んでくれるはずです。