湿気や湿度の結露に嫌悪感を感じる潔癖で困っていませんか?
部屋の結露の有無は部屋の向き(東西南北)日当たりの良し悪しや建物の構造
(木造、鉄筋など)によっても変わってきてしまいます。
部屋に住む人も多ければそれだけ湿度は高くなります。痩せている人太っている人でも
湿度は変わってきます。
周りが建物で囲まれていて日当たりが悪く部屋も狭く窓も小さいとかだと風の流れも悪く
なるので必然的にこもりやすくなってしまいますね。
こういう部屋だとクローゼットの中も湿気でベトベトになってしまうということもありま
すね。
潔癖があると結露でベチャベチャになったカーテンを触るのにも抵抗がある上に汚れた衣
料品を着るのなんて耐えられない人がほとんどだと思います。
潔癖の人の場合カビた服を処分するまでの過程も苦労を強いられるので、結露やカビが繁
殖しやすい住環境では余計に悪化してしまうことでしょう。
この記事では事項からは湿度からくる結露や住宅環境などについて書いてい
きます。参考になるところはご活用いただけると幸いです。
賃貸住まいであるなら管理会社へ交渉!分譲住まいなら引越しを検討する
あなたが賃貸住宅の場合は入居中のトラブルや不具合があれば管理会社や大家(貸主)に
連絡することでカビてしまった服も弁済してもらえる可能性もあります。
一方で分譲タイプだとすぐに引っ越すなどということは難しい人がほとんだと思います。
その場合は住宅アドバイザーのような人に相談するか、引っ越しを検討するかになると
思います。
小難しい話ですが、賃貸契約の場合は書類にも記載があると思いますが善管注意義務と
いうのがあります。
環境や建物の構造上結露することでクロスが前面カビてしまったけど、逆にこれを連絡し
ないでいると退去時に放置したという見られ方をされてしまい敷金から差し引かれてしま
いかねません。
なので、不具合やトラブルがあればどんどん言うのが賢明だということです。
(入居時には日付を入れて写真を撮っておくのが無難です。)
また、あなた自身もそんな環境で生活していると気持ちすさんで心も病んでくると思い
ます。結露やカビの発生を機に潔癖症になってしまう人もいます。
もともと神経質の人だと日常生活のいろんなところにトリガーとなるもので溢れています。
物心ついた子供さんがいらっしゃる家庭の場合、子供さんが繊細タイプの場合には潔癖症
にも成り得るので注意が必要です。
なので解決できる可能性があるならメンタルヘルスのためにも相談してみましょう!
そもそもどうして結露ができるのか?
結露ができる理由は2つあります。順を追ってお伝えします。
先ず結露が多い時期は一般的な環境の場合主に冬場と梅雨時でしょう!
①冬場は暖房で部屋の温度を温かくする機会が多いと思います。
そして窓付近に近寄れば冷気で寒いですよね。
空気の性質として温度が高いと水分量を多く含むことができます。
逆に温度が低いと水分量は多く含むことができません。
上記の理論から温度が低い窓際に温かい空気が流れ込むと結露に
なります。
②梅雨時は先述の理論は当てはまりませんね?
気温は高いはずですが結露ができるのは水分量が多すぎてしまうからです。
5リットルのバケツに例えると、水は5リットルしか入れることが
出来ません。
しかし、5リットル(5000ml)から1mlずつ増えていくと
バケツの嵩が増えてどんどん溢れてきてしまいます。
5リットルのバケツに10リットルの水を入れると溢れかえって
バケツの周りは水浸しになります。つまり飽和状態なのです。
これが温度の高い梅雨時でも結露になる理由です。
宇宙に行かないと湿度0%はない!湿度がないと人が生きていけないワケとは?
地球では砂漠に行っても湿度20%ぐらいはあるので、現実的にはどこへ行っても湿度
はあるということになります。
ひとつだけ限りなく湿度0%に近いところがあればそれは宇宙です。大金持ちになって
宇宙旅行にでも行って湿度0%の世界を経験してみるのもいいかも知れません(笑)
いや、でも湿度0%だったら私たちにとっては問題なんです。
もちろん全人類潔癖症の人も含めてです。
呼吸するだけでも体内の水分が蒸発してしまい、おそらくそのまま過ごすと干からびて
しまうんだと思います。
成人の大人で水分量は60~65%あるので、どんどん水分が抜けていくというのが推測
されます。(実験例がないので間違っていたらごめんなさい。)
また、冬場は乾燥していてインフルエンザにかかりやすくなります。乾燥してるとウィルス
にとって絶好な環境なので湿度0%だと未知なるウィルスなども発生してしまうことも考え
られます。
過ぎたるは猶及ばざるが如し、という言葉があるようにやはり物事にはバランスが必要な
ようです。
不潔な環境が不快ということから始まり湿度を0にすると確かにカビは生えないというこ
とになります。
しかし、未知なるウイルスが生息する可能性もあり得るのです。
湿気の汚染に対する恐怖が激しい場合は目視と感触レベルで濡れてなければOKとするとラクに生きられる
湿度や湿気絡みの汚染に対する恐怖でお悩みの潔癖の方は前項でも触れたように湿度
0%では生きていくことができないのです。
エジプトとかでも年間平均すると湿度25%ぐらいと言われています。
場所によっても変わってきますがカラカラの砂漠でピラミッドがあるようなとこでも
それぐらいの湿度があるのです。
なので、空気中のわずかな湿気も気にすると物理的に生存することができないのです。
神経質の私たちはついつい白か黒0か100どちらかで物事を考えやすい傾向にあり
ますね。
また、逆にこれも前項で触れていますが、湿度が低いとインフルなどのウィルスに
感染しやすくなります。これもこれでまた厄介ですね。
心理的な問題なのでなかなか難しいですが、最終的に見て触って濡れた感覚がなければ
(手で触ったときにサラッとしている)問題ないと思えるようになれば問題は解決です。
湿度からくる汚染の恐怖や不潔の嫌悪感からの苦しみは軽減するでしょう。