神経質の人が愛着ある物を大事にすることによる弊害と対策

あなたは愛着ある物への扱いに神経を使い疲れることはないですか?

神経質であると不安や心配という観念に苛まれている時間が長くなりますね。そんな中で
も少しでも気分が良い方向に替わることたまにはあるかも知れません!?

 

あなたは何か愛着のある物や欲しい物を手に入れて少し気分が高揚することなどはないで
しょうか?

 

例えば服を買って家に帰るとタグをはさみで切ると思います。
あなたはどうされていますか?

私の場合このタグを切る際に服の生地も切ってしまったのではないかと何度も確認してし
まいます。

 

特にニット製品などは、ちょっとのことがほつれにつながるので気を付けているのですが、
この確認壁にけっこうエネルギーを使います。

 

服に限らずあなたも何か似たようなことはないでしょうか?

 

何か愛着を感じた物や新しいものなどを手に入れるとこのような傾向ありませんか?
買ったばかりの物はほとんどの人は大事に扱うと思うのですが…

 

この記事は事項以降も服の扱いの例でまとめいきますが、あなたのケースに当てはめて参考
にできる点はどんどんご自身の生活に取り入れていただければと思います。

物は恐らく大事に扱われることは物にしてみれば嬉しい!そして物は使ってもらうことでもうれしい!

先述のように服の例で話を進めていきます。

買ったばかりのアイロンがパリッとかかっている真新しい服を着るときに、その服事態に愛
着が強ければ強いほど大事に扱うと思います。

あまり大事に扱うと着ることにためらってしまうこともあるかも知れません。
しかし、服は着るためにあるものです。そしてトレンドもあります。

 

服からすれば着られることで喜んでいるというように考えることもできるかも知れません!?

 

服を大事に扱いすぎると結局のところ着れなくなり、きれいな状態で保管することになり
3年後ぐらいにクローゼットの奥の方からそういえばこんな服買ったなぁ…

 

いざ着ようと思ったらトレンドが変わり少し時代遅れになっていてリサイクルショップに売り
に出すことに。

 

このような場合1度も着られる機会がないままリサイクルに出されるのは可哀想かも知れませ
んね。

 

これは服を大切に扱おうという意識が強すぎるあまりに起こっている表れだと思います。

 

真新しい物は大切に扱いたいという強い気持ちが裏にあるからいけないのか?

誰でも新しく新丁した物は最初は大事に扱うと思いますが、神経質気質の人はこの思い方が
半端じゃないから神経を異常なまでに尖らせてしまうことが多いかも知れません?!

 

そしてこの大事に扱わなければという観念は脳内の過剰な誤作動によって起きていると思わ
れます。脳の誤作動から洗脳によるものだと思われるので良いも悪いもないのです。

決して自己否定せずあるがままの状態のまま、それを感じて物を扱うように意識することが
建設的です。

 

意識して見抜かなければ囚われてしまい、繰り返し起こる確認行為や不快な観念の打ち消し
好意などが疲れるまで続くことになります。

どこまでも許容範囲とあらかじめ設定しておくことが望ましいでしょう。

物を大切に扱わなければ罰があたるという観念が異常なまでに大切に扱うのか?

その服が持つブランドの歴史を汚してしまうのか、粗末に扱うことによりブランド価値を下
げてしまい自分に罰があたるのか?

 

そのとき、そのときに降りかかっていろんなとこに派生してしまう観念なのでこの正体を突
き止めても拉致があかないのですが。

観念で行動が抑制されたり過剰に行動するという欲求は仕方がないですが。
建設的にどう行動するかは大事です。

 

観念が出るのはしょうがないですが罰はあたりません。脳からの間違った信号で誤作動して
いるだけです。

じゃあ罰があったたらと考えてしまうのも神経質の人の厄介なところだと思います。
一定の割合でニットがほつれることはもちろんあるでしょう。

しかし、それは不安や心配を消すための儀式的な営みや確認を怠ったからということとは
結びつきません。筋が通らないのです。

 

家に泥棒が入られるということもほぼないことでしょう!ここでもし泥棒が家に入られて
も服の扱いが悪くて罰があったということではありません。

 

なぜなら服をいい加減に扱ってる人がいるとその人たちみんな泥棒に入られるという理屈
になってしまうからです。

 

そうしたら、意識せずに服を粗末に扱っている全国の人が泥棒に入られてしまうことに
なりませんか?この意識と無意識というにも観念に通ずるので難しいところですが…

 

テレビや新聞で泥棒件数が一日100万件とか報道されてるの観たことありますか?
社会問題になってしまいますね。

 

恐怖感が勝ってしまうという厄介な脳の構造。私のやってるトレーニング方法

冷静に考えればわかるはずなのですが、人間一度考えてしまうとデメリットばかり目に
つくのは脳の特性です。

 

これは神経質気質で不安や心配が多く日々心労を抱えてる人だけじゃなく、普通の人でも
同じです。

 

ただパニックに陥ると恐怖感は独り歩きしてしまいます。神経質気質だと余計にこのよう
な傾向があります。

 

こういうとき行動が過剰になる行動が抑制されるという場合には苦しいですね。逆の行動
を取る意識を普段からイメージしておくとパニックに陥っても少しだけ余裕を持てるかも
知れません。

 

比較的気持ちに余裕があるときに、

 

「私は今肩に力が入っていて何かの観念に囚われている」

不安や心配が派生して勝手にイメージされてしまう観念、行為の後にあなたが一番疲労を
感じるときにでももごもごと呟いてみるといいと思います。

 

私の場合肩だったり、頭痛だったりこめかみがピリピリしたりそのときによってどこかに
なんらかの症状が出るかわからないのですが。

取り敢えず肩の力を抜いて呼吸をゆっくりと長く保つことを普段から意識しています。

 

とにかく意識して無意識レベルで安定するようになるまで、意識してトレーニングしない
と観念は非常にしつこいので日頃から意識することが大事だと思います。

 

そして、安定していても継続することは重要です。