何やってるの?確認行為がある人から見た他人の確認行為

他人の確認行為を見てあなたはどう思いますか?客観的に見るとこっけいかもしれませんよ?

確認壁のある私もたまに他人の確認行為も見ることがあります。
あれ?この人確認壁あるのって思ってしまいますね!?

 

鍵の施錠確認だったり、落し物がないかを店の人に確認したりと人によって、そのときに
反応する物によっても変わってくるのですが…

 

確認の渦中にいる本人は客観的に見ることが難しいですが、第三者から見ると
「この人何でこんなに確認してるのって?」、思ってしまうこともあるでしょう!?

 

でも、主観でしかない本人からすると深刻な問題なのです。

 

確認をしてる間にも思考が優先してしまいその間にも多種多様な不安を誘発するトリガー
になる観念が派生してしまうからです。そしてそれを打ち消そうとするために確認行為へ
と及ぶのです。

 

次から次へと無限のループに追いやられてしまうのでそれは本人にとっては大変なのですが。

この記事では他人にの確認行為を見て、自分自身を他人事のようにみるためのポイントを
まとめていきます。

他人はたいして気にしていない。この人何回確認してるの?

偶然にも同じマンションに住む住民の鍵の施錠確認を見てしまいました。
その住民が鍵の施錠確認をしたのはおそらく私がトリガーになっていた
と思います。

 

なぜか?

 

私はある夜、飲食店に夕食を食べに出かけようとしたときに玄関で雨が降っていることに
気づきオートロックを開けて、エレベーターで自分の階に傘を取りに戻りに行ったからです。

 

この間に1階の住民と遭遇してお互いが外出するところでした。

 

私がオートロックを開けて戻ると1階の住民もオートロックを開けて戻ってきました。

 

当時私の住んでいたマンションの構造は、1フロア2世帯でエレベーターで自分の階に上が
ろうとしたところ1階の住民は自分の部屋でガチャガチャやりはじめたではありませんか!

 

私がエレベーターで上がって行くとこだったので何回施錠確認した解りませんが、
ガチャガチャと確認する音はかなりの時間聞こえてきました。

本人としては、私に空き巣に入られるのではないかという不安のために確認をしていたのか
も知れません?!

 

なぜ、私と会うことで施錠を執拗に確認するトリガーになったのか?

私はそのとき大きめのハットをかぶっていました。夜でサングラスこそ
かけていませんが、あやしく見えたのかも知れません。

 

1階の住民は私がオートロックを開けて戻ったことに対して自分の部屋に鍵を壊して入ろう
とするのでないかという観念が働いたのかも知れません?!

 

お金が盗まれる、ペットに危害を加えられる、この住民にとって何に反応してるいるのかは
もちろんわかりませんが…

 

それでもかなりの時間ガチャガチャと施錠確認してる音が聞こえてくるのを聞くと、
私に何かされると恐怖でおののいていたと考えるのが妥当ではないかと思うのです。

 

もしかすると私がエレベーターに乗って上に上がる間に一度自分の部屋に入ってしば
らく外出せず、私が再度出かけるまで玄関扉ドアの小窓から様子を見ていたのかも知
れません!?

 

挨拶は口には出さないが会釈をする態度は極めて丁寧だった同住民

 

私はこの住民に「こんばんは」と声に出して挨拶をしたのですが、この住民はまったく言葉
に出して挨拶をすることはありませんでした。

 

しかし、会釈をしてその他の態度は丁寧でした。オートロックから外に出る際にこの住民
が先に出るところだったのですが、後ろにいる私に気を使いきちんと戸を手で開けてくれ
ていました。

 

私も自分自身の鍵の施錠ことから派生して、観念の種類やどういう過程である種の観念が浮
かぶのか何となく他人のことですが推測できます。

 

言葉を交わさないのは、私と遭遇したことによる何らかの不安要素があったのではないかと
勝手に推測しています。

私と遭遇したことにより不安となる観念が独り歩きしてしまい、挨拶する余裕がなかったの
ではないかと思います。

 

そして態度が極めて丁寧であるのは自分がどこに住んでいるのかを私に見られてるので、私
に粗暴な態度をすると何かしらの被害があるかも知れないと観念に囚われたと推測していま
す。

 

また、もしかするとパニック発作的な要因もあったのかも知れません!?

 

確認壁のある私がこの住民をどう思って見ていたのか?

 

確認壁のある私が確認行為をしてる他人を見ても
ハッキリに言って気にしていない!!!!!

 

興味もないのです。確認壁で悩む私ですら第三者を客観的に見ていてずいぶんしつこく
確認しているなぁ…

 

というぐらいにしか見ていないのです。

 

電車のシートに降りる際に座っていたところをけっこうの数の人が振り返り落し物がない
か確認する姿をみたことありませんか?

 

これを見てもほとんど何も思わないでしょう!

 

神経質気質で確認行為をする人いうことを知らない人からするとその行動を見ると
ちょっとしつこいんじゃないか…
もしくわ「何やってるんだ!この人アタマおかしんじゃないのか?」

ぐらいだと思います。

 

しかし、本人にとってはただ事ではないのはもちろん理解できます。

 

このようなケースから学べることとして客観的に見るイメージを持つことが大事だと
思います。

 

自分自身が鍵の施錠確認に囚われていたとしたら、

 

あなたが施錠確認している(三人称)

私には関係ない(一人称)

あるいは

「施錠確認の世界へようこそ、私の確認行為を思う存分笑ってみてください!」(二人称)

 

このように他人事のように無理矢理でも自分の都合よくすり替えてしまうのです。

 

これには恐怖も不安も心配も付きまといますが、比較的調子のいいときにイメージする
ことで多少なりともパニックの時に客観的に見れるのではと思います。

 

何度もイメトレをすることでニューロンを鍛えるというか、神経回路を新しく増やす
ことで新しい回路を作るようなイメージで取り組めばいいと思います。

 

あまり医学的なことはわかりませんが、もしこの方法で少しでも客観的に見れるようにな
れば神経回路を増やす、複雑にすることによりシナプス間で行われる情報伝達物質(化学
物質)にも変化が起こっているのかも知れません。