イヤな考えに振り回され、それに付き合うと記憶力の低下を招く!?

勝手に思い浮かぶイヤな観念や想念に反応すると過剰な確認行動などが増えませんか?

あなたは頭の中で勝手に繰り広げられる思いや感情に抗うことで自分は頭が悪いのか?、
悪くなったのか?と思い悩むことはないでしょうか?
頭がぼんやりして記憶力が悪くなるような感覚です。

 

私も昔はそう思っていました。
今でもそう思うことはありますが、昔よりはマシです。

 

マイルールによる手順や確認に時間がかかるため、どうしても時間がかかりやすい傾向
にあるのが神経質気質の人たちだと思います。

そして同じ行動を繰り返すことで記憶力が悪くなった感じることも多あります。

 

あなたもそう感じて日々過ごしていて、同じ行動をするあまり記憶力が低下したと
感じていたらそうならないための対策をお伝えします。

端的に言うと、同じ行動を繰り返すから余計に記憶力が低下したと錯覚するのです。
これにつていも取り上げていきたいと思います。

 

ひとつひとつの物事を抽象的な対象としてとらえていたら記憶力や思考力は鈍って当然!

 

例えば、カギを閉める営み(物事)の手順を細分化すると

①鍵を鍵穴に入れる

②鍵を回す

③鍵を抜く

④ドアノブを必ず5回引っ張って確認する

⑤鍵を鞄にしまったかを3回確認する

 

というのがマイルールだとすると、この過程を頑なに毎回同じ手順で繰り返します。

ところが、①~⑤の過程の途中でどこかで手順が狂ったり、少しでも思考が飛んだり
するとそのことに思考のリソースが搾取されたりして起こります。

例えば、ある車のナンバープレートを観て意味もなく頭から離れず回想し続けるといよう
なことです。

自分自身全く意図せずにナンバープレートとその時の自分の心を掛け合わせて抽象的に捉
えてしまうようなことです。

こんなことしていたら記憶力、思考力、集中力、判断力は鈍って当然です!!

 

鍵の施錠①~⑤の手順は自覚的に意識してできない神経質の人にとっては、手順が多く
その過程で思考があちこちに飛ぶのでどんどん複雑になってしまいます。

このため途中で「この手順で本当にいいのか?」という疑念を植え付けられるとやり直
しになり、当たり前ですが時間も余計にかかってしまいますね。

 

また、マイルールは人によって全く違うため例で挙げた手順が更に増えている人も珍しく
ないです。

 

一方で鍵の施錠に於いてがこの細分化されてるのもが最後の⑤だけだったらどう
でしょうか?

 

そして、施錠途中でイヤな思考が浮かび上がっても反応せずに⑤だけの確認のみを
行えたらどうでしょうか?

 

マイルールという概念が存在しないので、⑤の鍵を鞄にしまった、ということだけ確認
するので消耗するエネルギーは1/5になりますね。これが一般の人達なのです。

 

エネルギーどころか、鍵の施錠を恐らく感覚的にやってるのでエネルギーも消耗してない
と思いますが。

 

イヤな考えなどが思い浮かん、それに反応して深堀するとどんどんおかしな方向に向かっ
てしまいます。一瞬浮かぶイヤな観念や想念は気持ちが悪くてもそのままの状態にしてさ
っさとその場所から立ち去ることが受容です。

不安かも知れませんが、同じ行動をすると更らに不安は増幅します。
これは身体に刻んだいただきたいです。

 

そして自信はなくなり、記憶力、思考力、集中力、判断力は鈍るように感じるのです。

 

反応してイヤな感情を打ち消そうとしても、余計ひどくなるだけで精神の安定には全くつ
ながらのです。

鍵が閉めるという目的を持ち、閉まったという事実確認をする意識を持つことです。

 

感情に反応すると自己肯定感も低くなる

イヤな感情に反応して打ち消そうとするとエネルギーの消耗と時間の浪費により
「自分はなんてダメなヤツなんだ!」と卑下してしまう傾向も強くなるでしょう。

常にこういう状態になると自己肯定感が低くなります。これは簡単にいうと自分自身を
過小評価してしまうのです。

 

気づけば

「わたしなんかどうせ」
「そんなの無理に決まってる」

などというのが口癖になり潜在意識擦り込んしまうので生きづらくなってしまいます。

 

反省するのは大事ですが、度が過ぎると結果的に自分を責めてしまうことになります。
自分を大切にしていただきたいです。

そして、ちょっとのことでも自分を褒めてあげましょう。

鍵の確認が昨日より1回でも減ったら前進してると考えて、ご褒美にケーキやパフェを
食べるなどでもいいでしょう。

 

ips細胞の山中伸弥教授の研修医時代の本を読んで感じること

ips細胞の山中伸弥教授は昔研修医の時は自身がラグビーをやっていたこともあったそう
です。

そのためか体育会系の整形外科医を目指したのかも知れませんが。

 

しかし、犬やマウスの練習と違い人間相手の手術とでは緊張度がまったく変わりうまく
できなかったようです。

 

うまい人が20分でする手術でも、山中教授は2時間かかったこともあったようです。
このようなこともあり指導医からは「ジャマナカ」というあだ名をつけられたそうです。

 

邪魔なヤツという侮辱と嘲笑の意味を込められたのでしょう。

 

私はこれを読んで人間相手の手術のときには過度に緊張するあまりに様々なイヤな感情や
思考に呑まれて支配されてしまったと推察します。

 

だから2時間もかかって手術をしていたのでしょう。恐らく山中教授は手術のときにのみ
様々なネガティブの感情に左右されていたのだと思います。

 

山中信弥教授と当記事を読まれてる方に失礼や誤解のなきように書いておきますが、当記
事のタイトルと山中信弥教授は全く関係ありません。

山中教授の行き詰っていた時代の精神性と私を含め当記事を読まれて行き詰っている方の
精神性で共通する点があると思い感想を少し書かせていただきました。

 

私が自動車学校で受けた際の適性検査について思うこと

自動車の教習所では座学と実技の講義を受けますね。もう20年前の話なので今どういう
カリキュラムになっているかわかりませんが。

 

ここで適性検査というものがありました。正確には覚えてないのですが、
私は担当教官に判断力の鈍さとスピード?などのスコアが低い指摘されました。

 

今思えばこの頃の私も生きづらさを感じていたので、というか物心ついてからなのですが。

 

やはりマイルールや強いこだわり、手順などを丁寧に遂行するという気持ちが高いせいか
ある部分で低いスコアが出たのだと思われます。

 

記憶力もそうですが、それに伴い集中力と判断力などが低かったのかも知れません?!

 

こういう面においてもいかにして深堀しない、反応しないようにするのかがポイントです。
気持ちの切り替えもスムーズに行うことの可否も「反応しない」ということにかかってい
ると感じます。

 

いや正確に言えば「反応しない」のではなく如何に感情が「反応」してもそれに付き合わ
ないということです。

つまり「繰り返し行動に反応しない」それに付き合い始めたら自分の頬を自分でビンタを
して「反応」しながらも今すべきことに意識を向けてるということが望ましいと思います。