自分の抱えてる生きづらさを対処しようと努力すればドツボに嵌る!

不安や心配が津波のように襲って来て立往生してませんか?

あなたは次から次へと意図せず思い浮かんでしまう嫌なイメージや考えを打ち消そうと
必死になり同じ行為を繰り返し行い、止まらなくなってしまって困ることはないでしょ
うか?

 

この種のひとつの観念や想念などの思考に抗って無理に打ち消そうとすればするほど
背後から津波が襲ってくるような勢いで余計に呑まれてしまうという経験があると思
います。

 

もし今あなたが、日常生活に支障が出てコントロールができない状態であればこの感情
をかわす考え方などをまとめていきまので参考にしていだければと思います。

 

自然に湧いてくる感情をコントロールしてはいけない!そのまま状態ですべきことに目を向ける!

自然発生的に湧き出てくる思いや感情を努力して消そうとすると余計に、この種の想念
は勢力を強めてきます。

 

あなたが40℃の炎天下で大量の汗をかいて水を飲みたいという感情を努力して消そう
としますか?

汗をかいて水分を欲するというのは生理的欲求に素直に従う、脱水が危険だから従うは
です。

 

不快な感情もコントロールせずそのまま状態にしておいて、それから逃れるために今
すべきことに目を向けるという風に意識を逸らします。

不快な感情は抗うからメンタルに悪影響を及ぼします。悪影響を及ぼすから他の建設的な
営みに注力することです。それは例えば仕事や勉強などです。

 

もし歩いているときに観念的な思考にとりつかれたら、歩くことに意識を向ける
「ワンツー、ワンツー」など呟きながら歩くことだけに意識を向けることでも違
ってくるはずです。

 

横断歩道では信号を見る、青や赤のピクトグラムを見ることに意識を向ける、
その瞬間、瞬間にフォーカスするということです。

 

自然に湧き出る思考や感情に抗っても堂々巡り

前述しているように意図せずに思い浮かぶことや思考はそのままにしておかないと
チクチクと棘を刺すように私たちを蝕んできます。

 

その棘は最初は小さいものだったかも知れませんが、それに反応する時間が長かったり
反応する回数に比例して、その苦しみに対する脳内の神経回路が強化されてしまいます。

 

神経回路が強化されとあなた自身が苦しいと感じるある種の思考や感情が湧き出ると
条件反射的にダイレクトにイヤな感情に苛まれることになります。

私たちの中に潜んでいる敵は、ピンポイントで私たちの痛いところを衝いてきます。
どんなことを囁けば私たちが怯えるかを知っているからです。
それは小さな棘に反応した結果、ピンポイントで痛いところを衝いてくるようになるです。

 

なので、気分的にはスゴク気持ちが悪いのですがそのまま堪え凌ぐ方が賢明と言えます。
その間に別の神経回路を強化するということが必要になります。

 

数カ月は時間がかかりますが、堪え凌ぐことができれば敵もチクチクと棘を刺しても
私たちが怯えなくなれば楽しくなくなります。そうすれば去って行きます。

 

私が敢えて嫌悪感を誘発してそれを抱くことをしてみて思ったこと

私は潔癖もあるので一日に何度も手を洗うことや実際には汚れてなくても自分自身
が不快に思うことは消毒することで安心を得ていました。

 

ですが、敢えて抵抗があるものをハードルを下げながらやってみました。

 

以下私のほんの一例ですが、参考にできるところがあればヒントにしていただければと
思います。

 

私は外の地面はもちろん自分の部屋の床を触ることもできない状態でいました。

なので、フローリングの床に髪の毛一本落ちていると手で取って捨てるのですが、
その都度ハンドソープをつけて洗うので、手は乾燥するし時間もかかるので苦労
していました。

 

どうやって時間を短縮して最終的に手を洗わずに済むようになったかまでをお伝えします。

 

まず、最初の1カ月は手を洗うけどもハンドソープは使わないということを課しました。
今までハンドソープを使って手を洗っていたので当たり前ですが気持ち悪いのです。

 

気持ちが悪くてそれを堪えてる間は色んなイヤな感情が出てきます。
でも手は洗っているのです。この葛藤に悩みながら2~4週間を堪
えながら続けてきました。

 

もちろん、髪の毛をゴミ箱に捨てた際に絶対にハンドソープを使って手を洗っては
いけない、というルールは課していませんので調子が悪いときは使うこともありま
した。

最初の2週間ぐらいで2~3日ぐらいに一回はハンドソープを使って手を洗っていた
た思います。さらに次の2週間ではもう少しハンドソープを使う間隔が伸びてきてい
たと思います。

 

2カ月目ですが、ここでは髪の毛を捨てた後に手を洗わずに3分だけ堪えてみよう
ということを課しました。

 

これも1~2週間単位で一進後退を繰り返しながらやっていき、次の2週間では5分
という間隔を課しました。

 

ここでもまだ苦戦してる状態なのですが、なんとか堪えられる時間が長くなってきた
のを実感できるようになりました。

 

そして、3カ月目の最初の2週間は7分の間隔に設定しました。すこしづつ耐えられ
る時間は長くなっているものの5分のときまでは、このために用意したタイマーで5
分にセットして聖域内の物には何も触らず過ごしていました。

 

なので、2カ月まるまる手を洗ってから自分の聖域内の物を触るということは一貫し
て避けていたので本質的には何も変わってないということです。

 

ここで、タイマーを7分にして時間を延ばしていくのですが、この7分待って手を洗う
時間がちょっと勿体ない気がすると思うようになり、聖域内の物を恐る恐る少し触って
みることにしました。

 

ここでもやはりいろんな葛藤が出てくるわけです。PCデスクの上に置いてあるペン
などを一度は触るのですが、7分後にタイマーが鳴ってからは手を洗いPCデスクの
上に置いてある触ったペンとその周辺を消毒するのです。

 

そして、また手を洗うのです。この期間は長かったと思います。

 

7分タイマーで3カ月、4カ月も7分のままペンを触って消毒を何度も繰り返して
いましたので。

 

5カ月目はタイマーを10分にしてみました。もうこうなると大変でした。
1週間もしないうちにタイマーを使わないことにしました。

 

で、ペンを触る消毒の繰り返しは相変わらずです。でもウイルスや細菌は空気中で
も浮遊している。

 

そして5カ月目の2週目ぐらいで手を洗わないで過ごそうと思いやってみました。

 

ウイルスや細菌は空気中に浮遊しているこう思って何度もトライ&エラーを繰り返す
ことで、6カ月ぐらいかけて気にならなくなってきました。

 

相当な時間をかけてここまできたのですが、やはり相当な時間も今までムダにして
きているということです。

この件に関して思ったことは時間の経過とともに気持ち悪いという感覚は薄くなる
ということを回数を重ねて行くうちにわかったということです。

 

また、時間が勿体ないということも思っていました。床と手を洗う時間を天秤に
かけたときに手を洗わずに済めばという思いがあったから6カ月もかかりました
がうまくいったと感じています。

 

あなたもこのような目標を持って挑むことでもだいぶ違うと思います。
ご参考いただければ幸いです。