不安や心配という感情にフォーカースして行動すると余計不安定になる!

イヤな考えに振り回されて行動が止められず困っていませんか?

次から次へと勝手に襲ってくるイヤな考えを抑えたり打ち消すために、イヤな気分を安定
させようと気持ち(心)に過剰にフォーカスするあまりに、本来することがおろそかになって
いないでしょうか?

 

勝手に浮かぶイヤな観念や想念に囚われた場合は、これらがあっちこに派生してしまい
それを打ち消そうとすればするほど抜け出すのが難しいです。

抗って打ち消そうと躍起になって同じ行動を繰り返すと、それが仇になり余計不安という
種の感情に呑まれてしまいます。

 

ガスの元栓や鍵の施錠確認をするときもものすごく冷静に観れて、五感で確認した
という事実と意識を感じる取れればいいのですが。

イヤな思考への支配に瞬時に入れ替わってしまうせいで確認などの繰り返し行動が起こる
と考えます。

 

精神(心)の安定のために気持ちを落ち着かせるために同じ行動を繰り返すというのを、目的
に置いてしまうのでエンドレスになってしまいます。

 

偉そうに書いていますが、かくいう私もやはり気持ちを安定させるために、頭ではわかって
いても繰り返しの行動が多々あります。

 

この記事は少し抽象的ですがあらゆる営みに対して、悪い習慣をいかに絶ち少しでも生活の
質を上げるための具体的な考え方について書いていきます。

 

心に軸を置かないで事実に基づいて行動する!

神経質気質な性格を持ち合わせていると、日常生活で外出するときにガスの元栓を閉めたか
鍵を閉めたかどうかの確認で、これらの営み自体が苦痛になってしまうことがあります。

火事になったら、泥棒に入られたらという過度の不安を解消するために、過度に確認して
その行動に走って止められなくなってしまうのです。

 

不安や心配という目に見えないものに主軸を置きすぎるために、目の前のガスの元栓を閉
めたのか鍵を閉めたのかという事実から意識が遠のいてしまいます。

 

不安や心配という五感で確認できないことに、安心を求めることが目的化されてしまうと
何回やっても安心できなくなってきます。

それどころか余計に不安や心配は増大します。

 

なので、不安や心配のままでもいいのでガスの元栓を閉めた、鍵を閉めたという事実に
基づいた行動が必要です。

しかし、口や文章でサラッと言うのは簡単ですが、現実では難しいのが真実ですね。

 

でも諦めたら一生抜け出せません!!
何度失敗してもあきらめずに気長にトライするような心持が大事です。

 

先ず、心と現実(行動して得る感覚として)との問題を切り離してイメージ
してみてください。

 

ガスの元栓を閉める、鍵を閉めるという営みの場合は閉めるということが目的になる
ので目的意識を持って感覚で感じ取るように意識することです。

非常に難しいですが、もしこの確認に要する時間が今1時間かかっていたら1カ月
かけて45分にまで短縮するという目標をしっかり持って挑んでいただければと思
います。

 

「指差し確認」を併用するのもいいです。しかし、これは慣れて来たときに取り入れる
方がいいと思います。電車の運転手さんが駅のホームでよくやってますね。

 

これらを何度も何度も反復して身体で覚えることです!!

 

人がいて見られると恥ずかしいと思う場合は、第三者がわからないようにポケットに
手を入れた状態などで人差し指を指すなどして凌ぐのもありです。

 

このようなことは行動に紐づかせることなので、しないよりはした方が事実にフォーカス
しやくなります。

 

指差し確認以外にもイメージトレーニングも大事

前項で指差し確認で事実確認をする方法をお伝えしましたが、これでも不安に押しつぶさ
れてしまうこともよくあることです。

 

それは、マンションの同じフロアの住民と出くわして、落ち着いて鍵を閉めるという行動が
ないがしろになってしまう場合などです。

 

その他にも人とのやり取りで速さを求められる場合などは、事実を確認する意識を持ちな
がらすべき行動を営むということがおろそかになってしまうこともあるでしょう。

 

また少し複雑な例ですが、
職場で資料作成して作り終えてそれを見直して確認してるときに上司から

 

「〇〇君、さっき頼んだ資料作ってくれたんだね。じゃあこれ会議で使うから
 みんなの分プリントするのに○○さんにコピーしてもらわないと。」

という感じで持ってかれてしまうというシーンもありますね。

 

このようなケースの確認はできないですね。きちんと資料作成できたか不安になり
確認もできないと気持ちがスッキリしないと思います。

だけど会議で使う資料で誤字脱字が少しあっても叱責されることはないはずです。
枝葉の情報ではなく、共有している人が何の資料なのか見てわかればいいのです。

 

話を戻しまして、

 

このようなケースは除いてもイメージトレーニングは単純な鍵の施錠確認などには
応用できます。

 

気持ちに余裕のあるときに、鍵を閉めて指差し確認してる姿を何度もイメージする
のです。

 

これを日々繰り返しやっていると、鍵の施錠の時に他人に出くわしてもイメージする
余裕が少し持てるようになるはずです。

 

泥棒に入られたらというのに加えて、自分の変な姿を人に見られるという心に主軸が
入れ替わってしまっても、瞬時にイメージに置換できればイメージに従って事実確認
をすることができるわけです。

 

行動を強化するとイヤな感情は緩和される

取り敢えずイヤな感情を抱いたままでもいいので、気が乗らないままとつとつと行動
することで、イヤな感情は緩和されていくはずです。

 

しかし、それは今すべき建設的な営みの目的を行う意識を持つことが大事です。

 

先ほどからガスの元栓や鍵の施錠についてお話しているように事実に基づいて
行動すること、指差し確認で施錠したという事実を確認するということです。

 

何度も何度も意識してやることで少しでも行動が主体になってるという瞬間を主観
で理解できるようになってきます。

 

もちろん日によって波がありますが、それが普通です。

 

心に主軸を置いてしまうのは仕方がないのですが、抗わずそのままでいいのでとにかく
行動に主軸を置くことに意識してみると身体で理解できる瞬間があるはずです。

 

抽象的に悩んでも行動に移す癖をつけてると思い込みだということがわかることもある

私は天気や気温などにメンタルが非常左右されることが日常茶飯事です。

 

身体が鉛のように重くて、電気ケトルに水を入れてコーヒーを淹れるまで1時間以上かかっ
てしまうこともあります。

 

起きても動けないのです。でもそのままの状態でも動くようにして仕事をしてると今日はムリ
だとろう思っていたけど、決めたノルマをクリアしていることも結構あります。

 

しのごの言わず取り敢えずやってみると思い込みということもあるので、先ず少しでもいいの
で動こうとすることをしてみるのは大事だと思います。

 

先ず気が乗らなくても軽くでいいので動いてみるのです。
上司に仕事で資料作成を頼まれていたら、資料にマッチする画像を探してみたりザックリとで
いいのでウォーミングアップ的に動くことが大事です。