自分をないがしろにしていませんか?自分を守るために必要な心得

他者との関係で自分の意志表示をハッキリできずいつも相手に合わせてませんか?

あなたは外の世界でも人との関わりの中で自分の感情を抑えて相手に迎合して生きている
ということはないでしょうか?

 

ときにそういう状況も必要なこともあるでしょう!

 

しかし、いつもいつもそいうことが多いという場合は自分を丸め込み相手を優先すること
に繋がってしまっているかも知れません。

 

また、冒頭で外での人付きいと述べましたが、家の中で家族の前などでも自分は後回しに
なってないでしょうか?

更には自分自身の脳からのイヤな指示があり、それを遂行しないと何か悪いことが起こる
ような気がして自分自身でも自由に動けないということはないでしょうか?

 

このようなことで疲れてイライラしてしまい、こんな感情を持つ自分はなんてダメなん
だと思い悩んでいませんか?

 

このようにあなたが他者に気を使い、更には自分の感情にも持て余して疲れてしまって
いるならばもっと自分自身を大切にして欲しいと思います。

 

次項からは他者との付き合いなどで、あなたがつぶれてしまわないための心の距離の取り
方などをお伝えいたします。

 

自分がストレスを抱えていることすら気づいていない!疲労のバロメーターを自分の感覚できちんと感じよう!

神経質タイプでも真面目で几帳面で誠実な良心的な人の場合は、どういうわけか相手が
良い人でなくても人のペースに自ら合わせてしまうことが往々にしてあります。

そしてそれが慢性的になることに慣れてしまっている人が多い気がします。

 

それは例えばあなたが仕事中に資料を作っていた場合に、あなたにとっても良い同僚が
別な資料を作っていて相談を受けて手伝ってしまい、そのせいで自分がすべき資料が遅
れ残業してしまった…

 

以下:あなたの仕事場での良い同僚とのやり取り

同僚:ねえ、この先月の商品Aの売上だけどこのデータ多分あなたのUSB
   に入っていたと思うんだけど…

あなた:そうそう。これは私のところにあるわ。

同僚:部長がデータなかったら、あなたが持ってるからあなたにUSB借りて
   っていうんだけど貸してくれない?

あなた:あぁ、いいよいいよ、そこの売り上げデータだけ私がまとめて
    おくから。

同僚:でもあなただって今資料作っているんでしょ?
   

あなた:んでも私はもうちょっとで終わるから大丈夫。

同僚:なんかいつも悪いよ。

あなた:大丈夫、大丈夫。

同僚:ありがとう、じゃあよろしくね。

 

というような感じで相手に頼まれていもいないのに自ら引き受けてしまうという具合
です。

 

相手が一般的にいう良い人であっても、真面目さや誠実さが相手よりもあなたが勝って
しまう場合はこのような関係が普通になってしまいかねません。

 

このようなときに同僚からUSBを貸して欲しいと言われているのだからそのまま
渡して、自分のすべき仕事をすれば残業せずに帰れるのになぜか引き受けてしまう…

 

潜在的に良い人に思われたいという、思いが強いのだと思います。
その背景にはもしかすると自分なんてという卑下する思いが隠れているかも
知れません?!

 

なので、相手に意図せず依存させてしまう関係になってしまっている可能性もあります。

 

そして疲れが慢性化してそれに気づけないこともありますので注意が必要です。
そして気づいてない自分自身の疲労やストレスにどうやって気づけばいいのか?

 

ひとつの方法として紙に書き留めてみると客観視できます。

 

前述の同僚との会話例をもう一度見ていただきたいのですが、あなたと同僚の会話
の中で自分自身で違和感を感じるところに赤ペンで書きこんでみるとヒントになる
と思います。

 

冒頭で同僚があなたが管理している、会社共有のUSBを貸して欲しいと言っている
のに「何で素直に貸さなかったのか?」などと赤ペンで書き込み自分に問うてみる
のです。

 

疑問になるところに細かく書き込みをしていくと、あなた自身のことが客観的に観るこ
とができるので、何か似たような事がある度に繰り返してまず100回続けてノートに
残しておきましょう。

 

100回分分析すると100回自分自身を客観的に観ることができます。
それだけであなたの傾向がより具体的に観えてきます。

 

こういうことを繰り返していると、自分と向き合うことができ疲労やストレスも具体化
されるので、これらを抱え込む前に先回りして回避することができるはずです。

 

そして、素直に出てくる感情や先ほどの例で言えば、例えば同僚にイライラするという
あなたの中で湧き出てくる感情が出てきたらせめて自分の中ではこの感情は抑えること
はしないであげていただきたいのです。

 

あなた自身の感情を無理や我慢をさせて抑えこもうとすると毒になます。
「素直に私は今同僚にムカついている、私だってこういう感情があってもいいでしょ!」
とあなた自身を認めてあげましょう。

 

一番身近な人間、つまり自分自身を大切にしないと自分自身が何かの警告を出して
症状としてうったえてきます。

神経質だけど誠実さがない私でも自分をないがしろにすると心身がいろんなサインを出してくる!

当たり前だけど神経質な人でもいろんなタイプの人がいます。私の場合は消毒行為や
確認行為、イヤな思考への囚われや支配など神経質の総合商社か?というぐらい色ん
な物を持ち合わせています。

 

私はこの記事で挙げている誠実なタイプではないと思っています。

 

しかし、

 

私は真面目で几帳面です。

 

他者のとの関わりというよりはもう一人の自分との関わり?とでも言うのでしょうか?

 

何かイヤな考えに囚われ支配されていて抗って打ち消そうとするときに繰り返し同じ
行動をして止まらなくなってしまい極度の疲労とストレスに悩まされることが多々あ
ります。

 

なので、ケースバイケースなのですが自分の感情をそのままにして客観的に観ること
などを意識しないと自分自身が文句を言ってくるのです。

 

ここで述べてきたようにときに自分の感情をないがしろにしないで向き合うこと
もときに必要だと感じています。あなたもご自身を大切にしてください。

 

誠実で良心的なタイプの場合は、一度思うがままに豪放磊落にふるまうぐらいの気持
ちでいるぐらいが丁度いいかと思います。