囚われに従って無理や我慢をして行動すると神経質に拍車をかける!

ピリピリしているような感覚が頭の片隅にでもありますか?!囚われや思い込みもその時点で気づけていますよ。

あなたはいつも何かに抑圧されたり、何か物事に追われてこうしなければ
いけないというような固定観念や先入観によって支配されてないでしょうか?

 

その固定観念や先入観とは、ここでは社会的なものではなく、あなたの思考から
導かれるものもです。つまり物理的には他者は誰も介入してことないので強制力
がないということです。

 

誰にも強制されていないのに、自分自身の脳によってこのように支配されるのは
非常に息苦しいものです。私もそうなのでよくわかります。

 

特にしなくてもいいのに、〇〇しなければいけないとの思い込みにより身体
が疲れているのに無理や我慢をして〇〇し過ぎてしまう。

 

それは特定ヵ所の掃除であったり、鍵の確認であったり各々違いますが、何でも度を
超すぐらいやってしまうような日常生活に支障が出る思わしくない癖などです。

結局このような思考に支配されると、物事の本質を見失ったりおかしな方向に行って
しまうことが多いと思います。

 

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という諺があるように何でも度を超すと
間違ったことになりかねないです。

 

あなたもあなたなりの囚われから来るこだわりや思い込みなどに、支配されていて
疲れてきたら肩の力を抜くことにも意識的にでもする方がいいと思います。

自分は今疲れてると認識することが少しでもラクに生きる一歩だと思います。

 

エネルギーの振り分けをうまくしないと神経質が暴走してしまう!

過度に神経を尖らせていると、当たり前ですがどんな人間でも疲れてしまい
ます。

そしてこれもまた当たり前ですが、他の部分はおろそかになってしまいます。
結局のところ支配的な思考により、無理や我慢を強いられて神経を尖らせら
れているので、神経質な人は更にエネルギーを消費してしまいます。

 

私たち神経質気質の人たちは、恐らく脳内のどこかでエネルギー消耗しやすく
且つ同じ行動に抑制が利かないのでこの振り分けができず心身が疲弊してしま
うようです。

 

例えるならば、今はデザインやイメージも刷新されているトヨタカローラですが、
カローラにフェラーリのエンジンを搭載して走行してるのが神経質気質の私たち
です。

 

この例だとエンジンもボディもハード的な話になるので、運転する人間という
ソフト的な要素が加わっても各々ハード(パーツ)があべこべなので、アンバラ
ンスな状態を生むというのがより厳密で適切な表現だと思われます。

 

仮に人間というソフト面として扱うのがうまい人(運転がうまい人)でも
使いますのは大変でしょう。

 

しかし、神経質者はパワー溢れるエンジン(脳)を自らの知恵を使って(または
知恵をつけて)コントロールしなければいけません。

 

神経質気質の脳や神経伝達物質等のハードという部分とソフト(疲弊を感じて
いるという自我)の部分を上手に扱わなければいけません。

 

こう考えると一体人間含め他の動物はハードなのかソフトなのかよくわから
なってきそうですが…

 

とにかくうまく生かしてやらなければ、このフェラーリのエンジンもうまく動い
てくれません。

全体主義的な思考を持つことにも意識を向けてみよう!

あらゆる物事のディテールに心奪われて、ひとつの箇所だけ過度に意識が行くと
他のところはおろそかになってしまうのはあなたも経験あると思います。

正に「木を見て森を見ず」という状態です。

 

鍵の施錠確認に没頭しすぎるあまりに、電車に乗り遅れて遅刻してしまったりガス
の元栓の確認に意識が向いてしまい重要な書類を忘れてしまったなどがこれにあた
ると思います。

 

少し全体主義的な視点で物事を見てみると、

「鍵が施錠されてるか心配だけどこの意識があるからしめたはずだ遅刻しそうだから早く出よう!」
「ガスの元栓が本当に閉まってるのか心配だけどこの意識があるから閉まってるはず!」
…etc

 

頭の片隅にぼんやりとでもいいので確認したという自覚があるなら確認しているはずです。
心配や不安というものを背負った状態でも時間はあと何分、忘れ物ない?と変換するよう
に意識するのクセをつけた方がいいということです。

 

好転反応とでも言うのでしょうか?、イヤ思考が次々とグチャグチャ出てくるので最初は、
気分的にも行動的にも一進一退どころか一進二退や一進三退ということもあると思います。

しかし、自分を卑下せずそんな物だ捉えることがとても大事です。
何か新しい思考を身に着けるのにはそれなりに時間もかかるから
です。

 

やりたくないことを頑張り過ぎてしまうから心身にも影響が出る

誰でもやりたくないことをするのには重い腰を上げて動き出すものです。

 

会社勤めのサラリーマンの90%は、毎日満員電車に揺られて生活をするために働くと
いうのが人生の目的になっている人が多いでしょう。

 

多くのサラリーマンは仕事はしたくないと考えていますが、一応定時に出社して指示通り
に言われたことをしていれば、無理や我慢をして労働をしていても給与という形で積極的
な見返りとして毎月支払われます。

 

お金が貰えて一定の生活が保障されてもイヤな物はイヤなので疲れが出やすいのですが、
確実に給与というメリットがあるのです。

 

一方で、

 

神経質気質の私たちも先述のように思い込みや囚われにより、イヤな思考やそれを打ち消す
ための行動に無理や我慢をして躍起になってしまう傾向があります。つまりやりたくないこ
とを相手にしてしまうのでグタグタになるのです。

 

しかし、サラリーマンの例と違い何も見返りがないです。
その上、心身の疲労というデメリットしかないのです。

 

囚われやイヤな思考に対するひとつの在り方として、日常生活で心理的なハードルが低いもの
なら相手にしないでやり過ごすことも方法の一つです。

思い込みも人それぞれ違うので難しいですが、例えばあなたがリモコンを所定の位置にきち
んと揃えて置かないと漠然と何か悪いことが起こると考えている場合などは、比較的に調子
の良いときにリモコンの順番を替えてみるなどです。

思考に従わず無理せず我慢せず、したくない行動はせずにすべきことに意識を向けるという
小さな積み重ねも大事です。

 

また、「私は今イヤな思考が勝手に思い浮かんでいる勝手に脳が囚われている」というの
を客観的に観るようにイメージすることです。

 

すぐに抗って行動せずこのようにイメージすることにも頭の片隅にでも置いておいていた
だければと思います。

 

豪放磊落に思うがままに生きるのが本当の自分がわかるではないか?!

自分の脳で勝手に繰り広げられるイヤな考えや思い、囚われなどを打ち消そうとする突発的
な行動は、私自身の悩みでもあります。

 

これらにうまく付き合わずにいられると恐らく本当の自分、自分のやりたいこと好きなこと
が見えてくる気がしています。

 

それは、有限である思考という脳のリソースを節約して大幅にクリーンアップできると考えて
いるからです。

 

重いPCも不要なソフトなどを削除すると、キビキビ動いてくれるように余裕を作ることが
できると、もっと快適に生きることができるはずではないでしょうか?

 

日々奮闘して匙加減がむずかしいですが、頑張り過ぎずに淡々とやり過ごして行きましょう!
すべきことに意識をもつことと肌で五感で感じる取るイメージが大切だと思います。