潔癖症でも人それぞれ違いがある?あなたは何に嫌悪感を感じますか?
人間はやはりすべての事柄において合理的に動いているわけではないようです。自分自身
の潔癖症を分析しても矛盾が多いのです。
経済学でもそうですが、皆いつも合理的な買い物しているわけではありませんね。
私はトイレの便座、シャワー、洗濯機の共有はできない、細かいことを言えばまだ
まだいろいろあるのですが…
帰宅時はすぐにシャワーを浴びてルームウェアに着替えないと落ち着かないのですが、
お金は触ることができます。
もちろん、部屋の中で触るとすぐに手を洗いますが外出時の買い物で金銭の授受は普通に
できます。
潔癖症でもなぜ矛盾が産まれるのか私なりに考えてみました。
事項からは潔癖症の人のお金に対する嫌悪感と自分自身との感情の付き合い方などを
まとめていきます。
あなたの嫌悪感の感じる物をリスト化すると外出時に必要な持ち物がわかる
この記事では潔癖症の人がお金に感じる嫌悪感を主にまとめていますが、嫌悪感を感じる
対象物は各々違います。
なので、あなたが何に嫌悪感を感じて、どうやったらその嫌悪感を回避することができ
るかなどをあなたに合った方法で工夫することが大事です。
ここではお金(硬貨、紙幣)について例を書いていきます。
買い物をする際に金銭の授受の度にお金を消毒しないと気が済まないという場合は先ず、
消毒用エタノールが必要でしょう。
そしてそれに付随して拭き取るための紙類も必要ですね。
もちろんエタノール含有のウェットティッシュで我慢できるレベルであればこれひとつ
でいいでしょう。
しかし、前者も後者の場合にも必要なのはお金を消毒するためのスペースが必要になり
ます。
なので、この自分にあったスペースを事前に探しておかなければいけないと思うのです。
Aスーパーなら1階の入り口付近のサッカー台、Bスーパーならフードコートのテーブル
などという具合です。
そして、前者の場合は買い物客で混雑していた場合、硬貨や紙幣を丁寧に消毒していると
白い目でみられる可能性があります。これは混雑の有無に関わらずです。
後者でもやはい一目は気になりますが、前者よりは落ち着いて消毒することができると思
います。
また、紙幣は外出先ではどうやって消毒するのか?ドライヤーを持ち歩くのか?
紙幣に関しては表面と裏面を除菌してよしとして、家に帰ってからきちんと洗うのかとな
どを事細かく手順や持ち物などをリスト化するとあれこれと思考の手順に頭を悩ますこと
も少なるくなるはずです。
このように、あなたに取って必要なことを予め決めておくのはメンタル的にもマシなはず
です。
帰宅して財布、お札、小銭を洗う潔癖症とその矛盾
帰宅時に財布、お札、小銭の洗浄が日課になってる場合は買い物をして会計するときに
どんな観念に苛まれているのか…?
ある人は男性に嫌悪感を抱くことからお金が触れなくなったかも知れませんし、また別な
人は清潔感ある人がトイレに行って手を洗わずに出て行ったの見て堪えられなくなったなど…
いろいろあると思いますが、会計時には各々の恐ろしいと思う観念がフルに襲ってきてし
まうことでしょう。
さらにそこから色んな観念が派生するので混乱するのだと思います。
しかし、
家族と一緒に使っている冷蔵庫に買ってきた商品を保管することに於いても、自分がコンビニ
で買ってきた清涼飲料水のペットボトルは消毒するけど、家族が買ってきた物は食毒しなてく
も平気という人もいます。
完璧に矛盾してるのです。
またスーパーでは生野菜など、例えばレタスはセロファン1枚でほぼむき出しになって
青果コーナーに並んでいますが、家族が水洗いして家族が調理したものだったら食べれ
るということもあります。
一回家族の手に触れることで、それまでついていた菌がリセットされる、家族は同じ
DNAが入ってるから大丈夫という理論なのでしょうか………?
ホントに何にこだわるかも千差万別ですね。
お金の何に嫌悪感を感じるのかメモを取って自分自身を分析してみる
買い物の最中に観念で思考が暴走してるときにはメモ取るのは難しいと思いますが、買い
物を終えて落ち着ける場所に避難したらスマホのメモ帳などにどんな観念が暴走、派生し
て、どんな気分なのかを記録してみましょう。
こうすることで矛盾点などがわかってくると思います。
もちろん記録をつけると言っても1日や2日でうまくいくはずはありません。
3カ月場合によっては6カ月ほど続けるのが望ましい場合もあるでしょう。
話が前後しますが、スマホのメモ機能を使った場合、自宅に帰りノートに書き記すことで
より自分の傾向をつかめると思います。
そして、あなたが少しでもラクになりたいと本気思う場合はどうありたいかの目標、許容
範囲をあらかじめ決めておくことです。
メモで気づいた矛盾点を洗い出して納得させるのもひとつの方法だと思います。
例えば、先ほど挙げたレタスの例ですが、自分と同じDNAが入ってる家族が洗ったレタス
は食べれて、自分が買ってきたレタスの場合洗っても満足がいかないという場合に矛盾に気
づくはずです。
そこで、自分が洗ったレタスをちょっとでもいいので食べて見ようというようにするのです。
とにかく思考が優先するので難しいですが、だからこそノートを見て自分を客観視するのです。
出来そうなところからチャレンジしてみるといいでしょう。
潔癖症にとって何にフォーカスしているかで綺麗汚いのラインを超越して迎合できるようになる思う
あなたにとってのお金とはどういう存在でしょうか?
潔癖症の人の中には買い物して戻ってきた小銭はすべて募金箱という人もいますが、同じ
恐怖症の私でもそれはできません。
お金とは私の中では自分の健康の次に大事な物と捉えていて、お金がなければ何もできな
いという思いが強いためだと思います。
それでは、生活保護を受けている潔癖症の人はどうなのか?
ギリギリの生活費の中で募金箱にお釣りを入れてる人もいるかも知れません!?
少し失礼で乱暴な言い方をすれば、少しでも小銭をさわるぐらいなら貧困のままでも
いいというのが潜在的にあるのかも知れません!?
もちろん私でもお金は誰が触ってるかわかならいもので、トイレの便座よりもずっと汚い
というのは頭では理解できるのですが、気にならないのです。
お金は誰もが触るものという認識があるけど、お金は資本主義社会において必要不可欠な
物でお金がなければ除菌グッズすら買うこともできません。
清潔に保つためにも必要不可欠なのです。
清潔に保つということはメンタルヘルスにもつながるでしょう!
これが潜在的にあるんだと思うのです。
私はお釣りを受け取るときに、床に落とした小銭もイヤだなと思いますが、小銭は消毒せず
に財布に入れますが手は消毒するのです。
ここで矛盾が出ますが、なぜおそらく床と同じぐらい汚いと思われるお金は触ることができ
るのに、拾うときに床に触れた手だけ消毒するのか?
本当にその通りなのですがこれは説明できません。
自分だけの独特のルールがあったり、ある種の観念に固執しすぎてしまうあまりに他のこと
には意識が向かないのかと思います。
やはり、最終的にお金に対しての潔癖は矛盾を感じながらでも何に重きを置くか、何を拠り所
にするかなどで変わってくるのだと思います。
これが潔癖でもお金を触れる人と触れない人の違いではないかと思います。