神経質の人の左右対称性による拘りを緩和する考え方

左右の物のわずかな長さ、左右の微妙な形の差異で振り回されていたら少しラクになるヒントになるかも知れません。

あなたは多くの人が気づかない左右の対称性を求めて膨大な時間とエネルギーを消耗する
ことはないでしょうか?

 

それはわずかな靴紐の長さのズレだったり結んだ時の輪の大きさや紐が垂れてるときの角
度など…etc

細部にまで拘るのは神経質の人の特徴のひとつでもあります。

 

靴紐ひとつとっても人それぞれ何に執着するかどのような不安や心配によって、または漠
然とした不安や気持ち悪さによるものに長さなどの左右対称性を異常なまでに固執するこ
とだったり千差万別です。

 

気分や状況によって変わってくるこもと多々あると思います。

 

この記事では多くの人が気に留めない些細と思われることで、日々疲弊されている場合に
お読みいただくことで少しでも生きやすくなることを目指しています。

 

事項からは多くの人が気にしないであろう左右対称への強いこだわりへの付き合い方など
をまとめていきます。

ミクロ的には左右対称はない!もう少しマクロ的に見る癖をつけるのが現実的!

人の顔の目、鼻、耳、眉、頬などすべて全く左右対称の人はこの世に存在しません。

どんなSS級のモデルであってもわずかな骨格の差があったり、片側の口元にほくろがあっ
たり、目の大きさや角度、左右の輪郭などすべて左右対称ということはないのです。

 

これを追求すると恐らく素粒子、量子物理学や最終的には宇宙レベルまで話を展開しなけ
ればいけないのでこの記事では割愛しますが、先ずは地球上の物事左右対称ではないとい
ことを頭の片隅に置いていただければと思います。

 

その上で、

 

「木を見て森を見ず」的な見方ではなく、ぱっと大きくマクロ的に俯瞰して大きなずれが
なければ問題ないという考える癖をつけた方がラクに生きれるはずです。

 

このマクロ的という表現も曖昧さや気持ち悪さを覚えてしまい誤解を産む可能性もあるの
で具体例を少し取り上げます。

 

前項で靴紐の例が出しましたが、

 

靴紐の長さの場合結んだ後の先端の部分の長さでも、結ぶ際に左右のバランスを見ながら
均等に結んでもズレることがありますね。

 

これは靴その物の素材や素材の個体差、製造段階での微妙な差異などの要因もありと思い
ます。

例えば左の5番目の紐穴の部分と右の4番目の紐穴部分が製造過程で微妙にずれていると
いうような場合です。もちろんだからと言って不良品にならないほどのズレです。

天然皮革であれば更に個体差に影響するのでこのようなことはよくあることだと思います。
「個体差により若干色の風合いが異なる場合があります。」などと皮革製品の取り扱いの
タグなどに表記されていることがありますね。

 

ましては革の物で職人がひとつひとつ手作業で作るような靴であるとなお更個体差が出て
きてしまうでしょう。

 

機械で作っても微妙なバラつきのようなものは出るのですから。

 

なので、ご自身の感覚値で何ミリのズレだったら合格という風にした方が時間も精神的に
もラクなはずです。

 

「左右対称完璧な物はない」
     
「〇〇mmのズレだから合格」

このように思考する癖をつけるのがもっとも現実的で生きやすくなると思います。

 

もちろん、最初は気持ちが悪いと感じるですが私も靴紐の結び方で長さが合わない度に何
度もやり直し時間と労力を使っていたことがありましたが、このようにすることで大分ラ
クになりました。

 

拘りすぎるときりがない!時間と労力を浪費してしまう!

左右の対称性や物の定位置などに関して不安や心配からくる思考もやはり多大時間と脳の
リソースを浪費してしまいます。

 

時間や回数を決めてもそのときの感覚に納得がいかなかったり、拘りの対象が他のことに
移り変わってしまうこともよくあるからです。

 

なので精神の安定のために繰り返すのは理解できますが、左右の対称性については前述し
たように、世の中に左右対称の物はないということを前提にした上で〇〇mmだったら、
OKという風にするのがポイントだと思います。

 

普通に歩いていても靴紐の長さは変わってくることもありますね。

 

歩き方でも人それぞれ癖がありかかる圧力でも左右のクセで変わってきてしまうからです。
当然ソールの減り方も左右違ってきます。

 

なので心労を増やさないためにもあなたなりの合格ラインを決めておくことをおすすめし
ます。

 

物の定位置と眉毛の左右の形について私が思うこと

今まで左右の対称性について書いてきましたが、かくいう私も神経質でこのようなことで
もこだわりがあります。

 

所定の位置に物がないと気持ち悪いですし、物の向きや物によっては角度にも気にすると
きがあります。

 

やはり冷静に見るとこれらも自分の内面からくるもので不安や心配という感情があるもの
です。抽象的に考える神経質の人はこのような傾向があると思います。

 

話は変わりますが、

 

最近行き始めた美容室で眉毛のブラジリアンワックス脱毛をしてもらったのですが、私の
眉毛の左右差で右側が微妙に角度が上がっているようです。

ここの右の角度は残して左を合わせた方がバランスがいいということを担当の美容師さん
が言っていました。

 

じゃあそのようにしてくださいとお任せしたのですが、左右差の骨格がもちろん違うとい
うことです。

 

また、ピリピリすると右目を上げるような癖があるのでこういうのも影響しているのは自
覚していました。右の額にシワができやすいのです。そして左の額の方が少し広いのです。

 

左右の骨格の差異はもちろん、なぜピリピリしたときに右側を上げる癖があるのかまでは
不明ですが、癖なども左右に差が出てくるのかと思いました。

 

余談ですが、眉毛の永久脱毛は考え方にもよるようですがトレンドに左右されたり加齢に
よっても垂れ方も変わってくるようで、気になる方は眉毛の永久脱毛はしない方がいいよ
うです。