不快な感情は意味を見出さず、不安は建設的な営みに着手する!

頭の中はいつもモヤモヤ!霧がかかっていてスッキリとしないことに自分を責めていませんか?

人の記憶というのは常に曖昧なものです。しかも時間の経過とともにどんどん不確かな
情報となります。

頭の断片になんとなくこんなイメージだったと残っているぐらいなのが一般的だと思い
ます。

 

頭の中での確認や鍵の施錠などの確認行動で悩まれていたら、以下のような認識を持つこ
とも大事だと思います。

 

ベストは尽くすけど物事に100%はない!!

何度も浮かぶ抽象的で不快な感情や思考は刹那的に襲ってきてもそのときの詳細までは
時間とともに忘れていきます。

そして最終的に行きつくのは自身がもっとも恐れている感情や考えとその周辺情報に派生
する思考に帰結するはずです。

 

あなたは、瞬間、瞬間で襲ってくる不快な感情を逐一覚えていますでしょうか?
人間は1日に6~7万回も思考をしているようです。

 

そんな人は恐らくいないはずです!

 

ましては意味を持たすことができない、次々に襲ってくるものを生きてる限りそのまま頭
にインストールするようなものですから。フリーズしてしまいます。

 

この記事では、結局のところ不快な感情に振り回されても時間とエネルギーを使い最後は
堂々巡りになり疲労するのがオチであるから、少しラク生きた方が良いということとその
心構えをお伝えいたします。

 

日常のリアルなことは目的と意味をもたらすことが重要!不快な感情は意味を持たせずに不安を抑制するための行動を行わない

日常生活でガスの元栓を閉めたり電気やエアコンの電源を切ったり鍵の施錠などは、
それぞれ意味があり目的のある営みです。

 

本来感覚的にできる営みは、シンプルに五感を使って確認できればいいのですが。
不快な感情を抑圧するためではなく事実に基づいた行動を意識して着手するとい
うこと意識するのが大事です。

ひとつひとつの動作を丁寧に自覚的に行えば、時間はかかっても繰り返しの確認行動
は減っていくはずです。

 

しかし、日常生活で次々に襲ってくる頭の中だけで起こる妄想のような感情や思考に
関しては抽象的なことが多いはずです。

 

困ったことに抽象的なことを具体的に意味を持たせて解釈する傾向がある私を含める
神経質気質な人は、この時点で無意識に反復を行っていることが多いと思います。

 

なので、抽象的に不安や心配はじめ不快な感情や思考の嵐に襲われたら無理に具体的
なことに帰結しようとせず、不安を打ち消すような行動は行わないことです。
黙って耐える心構えが大切です。

 

下手に意味を持たせるとそのまま記憶に定着しやすくなてしまうからです。
一連の動作とその不快な感情がリンクすると、どちらかに反応すると身体
に染み付きやすくなります。

 

エビングハウスの忘却曲線を敢えて使うと記憶は薄くなる!

エビングハウスの忘却曲線というのをあなたも一度は聴いたことがあると思います。

 

簡単に概要を紹介すると人は記憶したものは時間の経過とともに忘れていくことを
%で示したものです。

 

ヘルマンエビングハウスという心理学者が自ら意味の持たない 
「子音」「母音」「子音」の組み合わせてどのぐらいの覚
えているかということをやったそうです。

 

20分後には42%、1時間後には56%は忘れてるという結果が出たようです。

先述したようにこれは意味のない子音と母音の組み合わせで、
「kar」「tis」「foh」このような物を覚えたようです。

 

私たちを襲ってくる抽象的で不快な思考も最初はなんとなくこのような意味を持たない
羅列なはずです。

 

しかし、ここで意味を持たせて具体的なことに結び付けて自分の恐れてることに帰結して
しまう癖が出来上がっていると思います。

具体的なことに導いてしまう傾向があるので抽象的なままにしておくことが大事だと思い
ます。

 

そして、このヒントになるのがエビングハウスの忘却曲線というわけです。

 

何か不安や心配という種の深いな思考モードに入り始めたら、あらかじめ決めておいた
「子音」「母音」「子音」の羅列だけでを思い浮かべて意識をリアルな世界に戻す
というトレーニングするのもひとつの方法だと思います。

 

私がエビングハウスの忘却曲線を意識してみて感じたこと

私も常々悩んでいます。どんな方法も万能ではありませんが、不快な思考に入ったとき
に意味を持たせずに今自分のすべきことに着手するようにこころがけるようにしていま
す。

そうやって時間を稼ぐと確かに1時間が過ぎたころにはほとんど忘れている気がします。

 

逆に覚えているときは、モヤモヤ悶々として日常生活がスムーズに回ってないときです。
それだけすべきことに集中できてないというこです。

 

そういうときは仕事の流れが悪かったり捗らなかったりすることが非常に多いものです。
本来なら10分でできることが1時間やそれ以上の時間を費やし且つエネルギーも消耗
してしまっているのです。

 

このエネルギーも建設的な営みによる消耗で疲労するならいいのですが、悶々とわかない
ことに悩んでる時間が多いのでエネルギーの消耗もフワフワと浮遊している感じで中途半
端なことが多いので睡眠にも影響が出てしまいます。

 

もちろん不快な感情に反応して精神の安定を図ろうという営みをしないと気持ち
悪いのはわかります。

 

しかし、思い出していただきたいのですが、意味を持たせずに工夫さえすれば
(子音、母音、子音に置き換える)1時間後には56%忘れるのです。

さらに時間が経てばこの%は高くなります。
いかにして深いな感情を抽象的な状態のまま今すべきことに振り分けるかです。

 

ということは不快な思考モードによる不安や心配という感情も何かほかのすべき
ことに着手すると緩和されるということです。

 

逆に言うと何かすべき必要な事をやり続ける方が、不快な感情に襲われる時間を
減らすことができます。

 

もちろん、家の環境を整えたり着手しやすい環境にしていく工夫は必要ですが。

 

あなたのケースでも、使える物に関してはエビングハウスの逆説的な方法を取り
入れてみるのもいいと思います。